ソニック・ブルージェイドに彩られた,フロンタル・シップに乗り込め。
ファンタシースターオンライン(PSO) Ver.2を発売したソニックチーム社代表中裕司氏の発言から。「チャレンジモードで得られるものはPSOで目指していたもの。現実の冒険でもこんな感じになるんじゃないかと思う」。「他人とゲームするのが面白いのか?という疑問を,カプコンのスリトートファイターIIが壊してくれた」。「ブロードバンドの方が柔軟性がなく,難しい」。「日本のネットワークゲームの通信インフラを,PSOが整備している感じもある」。「携帯電話でユーザーが減ったと愚痴るよりは,新しいところで儲けかえせばいいと思う」。
もっとも興味深いのは,ブロードバンドのプロバイダーからPSOを動かすための問い合わせがたくさんあり,PSOによってネットワークゲームのインフラが整備されている,という点。インフラが整備されていないからやらないというのは腰抜けの論理であり,確かなものを作れば,それによってインフラはできてくる。誰かがやらなければ始まらない。始まらなければ,もっとよいものは出てこない。つまりは,そういうことなのだ。
港から出ることのない船には意味などなく,空に飛び立たない飛行機とて同じこと。海と空を感じてるなら,飛び立つ勇気があるなら,飛び立ったほうがよい。もちろん,海も空も,易しくはない。困難も危険も多い。だが,空があるかぎり,海があるかぎり,ネットワークがあるかぎり,船は往くべき,果てまで,果てまで,果てまで。
|